静岡の3ピースバンドatomicfarm(アトミックファーム)が、エレキ盤とアコースティック盤の2バージョンで3rdアルバムをリリース!自由と解放をテーマに制作された本作は、女性ベースボーカル“もよぽん”の少しハスキーで不思議な歌声が、祈りのように彼方に伸び行く新境地!
前作から約3年半ぶりとなるatomicfarmの3rdアルバムは、単なるバージョン違いを超えた(一部収録楽曲も異なる)エレキ盤とアコースティック盤の2タイトルで発表という異例のリリース!エレキ盤の本作『utaneue』(うたのいえ)は、現状のバンドを代表するリードトラック『ゆめみて』や、ライブでのインプロヴィゼーションをパックした『ゆうれいかな』等の全13曲を収録。やや実験色の強いアコースティック盤と比べて、このエレキ盤は普段のライブ演奏に近い3ピース感のある仕上がりになっている。マスタリングは中村宗一郎(PEACE MUSIC)が担当。
奇抜さでも予定調和でもない、シンプルな音像と音の隙間から見える景色は、暖かく植物が豊かなパラダイスか、それとも砂漠の無人コンビニか!?静岡の片隅で丁寧に醸成された狂気は、やがて普遍的な祈りのようなものになり、ジャンルや国籍を超えたプリミティヴなポップミュージックにたどり着いた。