カマチガクです。さて、デリシャスウィートスのレコーディングはまた日曜日から再開されます。なかなか順調にすすんでますよ!タイトル通りにスットンキョ!なレコーディングです。ハイヂ団長はオカシイなぁとあらためて思います。「つくし」には「たまにデブのつくし」もいるそうです(笑)。梟女史の譜面台にはマイケルジャクソンの写真が貼られています。すごくパワーの詰まった脳天ポカリなアルバムができそうですよ!お楽しみに!(発売は6月25日の予定です) しかもなんと紙ジャケ仕様での発売になりそうです!(デジパックではなく、再発モノに使われる正方形のアレです。)

さて、今回のアルバムはミュージックファンドを使って制作されます。ミュージックファンドとは簡単にいうと、「制作費を公募して、売り上げを配当する」というものなんですが、はたしてこのシステムが世の中に定着するかどうかは分かりません。ひとつの実験だと思います。さらに言うと、このシステムが音楽にとって、アーティストにとって、良いものなのか悪いものなのかも正直分かりません。ただ、今の閉塞感漂う音楽シーンを打ち破るものにならないかなあと期待はしています。音楽って、基本的にはアーティストとリスナーがいればいいわけで、レコード会社なんてただの脇役なのに、産業として大きくなりすぎてて力を持ちすぎてますよね。もちろんインディーズのレコード会社のほとんどは零細企業ですけど。ミュージックファンド自体は昔のヨーロッパのパトロン制度のようなプリミティブなものだと思っています。とは言っても某ホリエモン的な金融ベンチャーの流れで、「ファンド」とか「投資」といったキーワードに若干の胡散臭さを感じながら生きていくというのは、一般人としてまっとうな感覚だと思うし、「音楽」と「お金」というものをセットで考えることに抵抗があるというのも正しいと思います。でももう一歩踏み込んで考えてみたときに何ができるか、考えてみたいなと思っている今日この頃です。今回の実験に賛同していただける方は是非ご協力を!ミュージックファンド

「お金がなくてもーゆかいになれるーすごい人気だよー♪」(デリシャスウィートス「すごい人気です」より)